9/30:(150)マーク設定
ばらく、海に出ていませんので、ヨット日記にブランクが出来ましたので、海には出ていませんが、ヨット関連の記事を書くことにします。
ヨットレースのコースを如何に設定するか。マーク(ブイ)の位置をどのように決めるかというお話です。
レースコースは、上・下だけのコース、上・サイド・下のトライアングルコース、インナーループ・アウターループのあるトラペゾイドコースが主なレースコースです。
上・下だけのコース トライアングルコース トラペゾイドコース
レース全般の責任者のレース委員長は海面と風向を見ながら、必要とするコースが設定できるように、先ず、基準となるマークの位置を決めます。ここでは、定置網や水深等が記入されたレース海面図(http://www.npo-smc.org/kaimen06.htm)が役に立ちます。
基準となるマークが設定され、風軸、距離が決まるとそのマークを基準にしてその他のマークを設定します。角度計算はややこしいのでコース角度計算尺(http://homepage2.nifty.com/hanyuu/ssc/course.xls)を作りました。距離は勘で、角度はハンドコンパスを使って設定していましたが、最近は、GPSを使って設定しますので(http://hp.vector.co.jp/authors/VA002244/ssc/GPS.html)、素早く正確に設定できるようになりました。
コース設定で苦労するのは、トラペゾイドコースです。このコースは正三角形を2つ並べた平行四辺形が基本で、一つのコース設定で、複数のグループのレースを行うのに都合が良いコースです。このコースの、インナーループ・アウターループの距離を縮めたコースを使うこともあります。すべてのマークボートがGPSを持っていて使いこなせればよいのですが、そうでない場合には、コースが不正確になったり、設定に時間がかかったりします。すべてのマークボートにGPSを持たせ、マーク設定の手順を充分に理解してもらう必要があります。
トラペゾイドコースのコースのマーク設定方法
http://hp.vector.co.jp/authors/VA002244/yacht/trape.htm
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